説明
LAUZE AGV/AMR向けセーフティレーザスキャナー
省スペース設計と高機能を両立
セーフティレーザースキャナ RSL235
高さ80mm、設置面積80×86mmのコンパクトボディに、検出距離3.00m・スキャン角度275°の基本性能を搭載しました。
FTM、AGV/AMRなどのモバイル用途や、スペースに制約のある小型機械の領域保護および再起動防止に適しています。
Features
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AGV・AMRの安全対策と省スペース化を両立
高さ80mm、設置面積80×86mmのコンパクト設計でありながら、検出距離3.00m・スキャン角度275°という広範囲をカバーします。
AGV、AMR、FTMなどのモバイル用途はもちろん、設置スペースに制約がある機械設備の領域保護や再起動防止にも適しています。 -
走行状況に応じた柔軟な保護機能
1つの保護領域と2つの警告領域を組み合わせた「3フィールドセット」単位で設定を行います。
最大32セット（合計96フィールド）を登録でき、車両の速度、進行方向、積載量に応じて切り替えることで、
常に状況に即した最適な安全領域を確保します。 -
選べる3つの通信インターフェース
設定・診断用のUSBおよびBluetoothに加え、Ethernet TCP/IPインターフェースを標準搭載しています。
これにより、AGV/AMRのナビゲーションに必要な測定データの出力や、無線LANアクセスポイントを経由した遠隔診断が可能になります。- USB
- Bluetooth
- イーサネット TCP / IP
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モバイルアプリで手軽に診断
専用アプリ（Android/iOS）を使用すれば、Bluetooth経由でステータスや診断データへスムーズにアクセスできます。
保護機能を停止させることなく、離れた場所から安全に点検可能です。
エラーはコードではなくテキストで表示され、迅速な状況把握をサポートします。 -
着脱式メモリユニットで、交換・復旧がスピーディー
設定データを保存する着脱式メモリユニットを搭載しています。
機器交換時は、ユニットを新しい本体に差し替えるだけで設定の引き継ぎが完了します。
本体は2本のネジで簡単に着脱でき、再調整も不要なため、メンテナンス時のダウンタイムを大幅に短縮します。 -
柔軟なレイアウトを可能にする「回転式コネクタユニット」
配線方向を調整できる回転式コネクタユニットを採用。ケーブルの取り回しがスムーズになり、余分なスペースを必要としません。
接続には汎用性の高い標準M12コネクタ（8ピンまたは12ピン）を使用し、機能要件に合わせて選択可能です。
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定路走行を行う小型車両の安全確保
光学誘導などで決められたルートを移動する小型牽引車両の安全対策に適しています。 RSL 235は、8つの保護・警告領域セット（フィールドセット）設定に対応。 カーブ通過時や走行速度の変化に合わせて検知エリアを適切に切り替えることで、衝突リスクを低減し、安全な搬送をサポートします。
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全方向移動型AGV/AMRの安全確保
275°という広いスキャン角度により、対角線上に2台設置するだけで、車両の全周囲（360°）をカバーできます。 4台設置する必要がないため、コストと設置スペースを抑えられます。 また、最大32の保護・警告領域セットの切り替えに対応しており、前後左右あらゆる方向への移動や速度の変化に応じた、適切な監視エリア設定が可能です。
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AGV/AMRのナビゲーションと安全確保
ナチュラルナビゲーション方式を採用する小型車両において、安全確保とナビゲーション用のデータ取得を1台のデバイスで実現します。 RSL 235は、保護領域の監視（最大3m）を行いつつ、同時に自己位置推定に必要な測定データ（最大25m）を出力可能です。 別途ナビゲーション専用センサを搭載する必要がないため、スペースの限られる小型車両の設計簡素化に貢献します。
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多様な形状のエリア保護と自動再起動のサポート
275°の広角スキャンにより、機械のコーナー部分や2面にまたがるL字型エリアなど、複雑な形状の危険領域も1台でカバーします。 また、侵入だけでなく、人の在留（滞在）を検知できるため、エリア内から人がいなくなったことを条件とする、 スムーズな自動復帰システムの構築にも適しています。
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死角エリアの監視と再起動防止
大型設備の内部や、操作位置から見えない死角エリアに作業者が残っていないかを確実に監視します。 RSL 235で死角を保護領域として設定することで、エリア内に人がいる間は機械の起動を無効化し、 メンテナンス時などの予期せぬ起動（ご起動）による事故を防ぎます。